ちり払いブラシ
- 2025年12月21日
- 読了時間: 3分





新商品のブラシです。
はたきのようにほこりを落としたり、
テーブルに落ちたパイの実のくずを集めたり
本の天とかカメラとか細かいとこのほこりをかき出したり。
手前味噌やけど使い勝手のいい道具です。
床に落として掃除機で吸うという手順で掃除をする方にはピッタリやと思います。
試作して使ってみた時に自分にはめっちゃ合ってて、
これは気に入ってくれる人おるやろなと思って本格的に検討に入りました。
毛材は適度にコシがある植物繊維。
静電気も起きにくいです。
はたきとして使いやすいように長めにしているのでコシは柔らかめ。
短くすればコシが強くなるので使い勝手とか用途に応じて切って調整できます。
植物繊維やから緑の残留物とか変色してるものとかが混じってます。
これをハンドピックで取り除くのがけっこう手間で想定外でした。
今の基準でいくのか、もっと選別するのかは継続してウォッチングやな。
機会があったら馬とか豚とか動物の毛も使ってみたい。
商品としては2ラインで考えてます。
一つ目は使い勝手や耐久性を重視した定形ライン。
いまは以下の3種類。
細かいところも広いとこにも使える丁度いい中
広いとこに便利な太
細かいとこ向きな細
毛材は抜けにくいように折り返した状態で穴に入れて接着剤で固定しています。
更に押さえとして打ち込んだ木釘が見た目のアクセントにもなっています。
どんな大きさの手でも使いやすいように滑り止めとして鋸目を入れたり、
先端近くにあるくびれに手を添えれば少ない力ではけます。
いろんな手の大きさの人に持ってもらって握り心地を聞かせてもらいました。
ご協力ありがとうございました。
二つ目はおもろい材があった時とかええ形思いついたときに即興で作る自由形ライン。
普段は検討を重ねる性分やけど、再現性とか考えずに瞬発力で作るルールです。
こちらには木釘を入れてへんけどそこを除けば定形と同じつくりです。
耐久性より形の面白さを重視しています。
今回使った材料は奥三河産のヤマザクラ白太。
新城の杉生さんから昨年声かけてもらって製材乾燥してもらったものです。
小径やし白太も多い材でした。
通常白太は赤身より強度が弱いし動きも激しいから家具作りでは除きます。
ヤマザクラの白太は、色はカエデに似てるけど柔らかさがあって前から結構好きやったからそのまま薪にするのももったいない。
こういった材料をうまいこと使える商品を考えたいなと思ってたどり着いたのがブラシでした。
ブラシやったら多少動いても機能に支障は出ないのでぴったりです。
普段家具を作ってると長さが足りへんとか欠点とか品質確保のために使えへん部位とか、
他の材と見た目が違いすぎて使えへん個性的な材とかようけ出てきます。
山から小径とか雑木をなかなか下ろせへん理由の一つでもあります。
手に入れた材料を無駄なく使い尽くせるようにしていきたいと思ってます。



